野球における暴力の倫理学

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  • サイズ A5判/ページ数 121p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771027053
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0036

内容説明

なぜ私達は、野球の暴力に対して肯定的であるのか。体罰、報復死球など個々の暴力事例の構造的問題に、責任概念からアプローチする

目次

スポーツにおける暴力研究への方法論的視角(暴力概念の設定;研究対象の選定;スポーツの倫理問題への応用倫理学的アプローチの可能性;責任概念の設定)
第1章 報復死球の問題(報復死球における問題の所在;スポーツ哲学領域における意図的ルール違反論議の限界;各論者の報復死球への見解;対戦チームから故意死球を受けたチームにおけるピッチャーの責務責任)
第2章 体罰の問題(運動部活動における体罰の問題の所在;体罰に対する文部科学省の指針;指導者が負う勝利追求に対する責務責任)
第3章 対外試合禁止処分の問題(高校野球における対外試合禁止処分の問題の所在;各論者による対外試合禁止処分への見解;不祥事を起こした部員に対する同チームの部員による責務責任)
スポーツにおける暴力問題への責任アプローチの意義と可能性(スポーツにおける個別具体の暴力問題に対する責任アプローチの意義と可能性;今後の課題と展望)

著者等紹介

大峰光博[オオミネミツハル]
1981年京都市生まれ。2004年同志社大学商学部商学科卒業。2008年びわこ成蹊スポーツ大学スポーツ学部競技スポーツ学科卒業。2011年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程スポーツ科学専攻修了。2014年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程スポーツ科学専攻修了。現在、名桜大学人間健康学部スポーツ健康学科助教。株式会社クボタ、日本学術振興会特別研究員(DC2)、帝京科学大学非常勤講師、フェリス女学院大学非常勤講師、尚美学園大学非常勤講師などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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SAHARA

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倫理学って、暴力がおきる原因については語ってくれないんだね。事後の責任についてしか論じてくれない。それを守ってもらおうってか。抑止力として、言説ができあがるまで。痛いもんは痛い。よくないと思ったことはよくない。身体の痛みを基準にすればよいのでは。あと、問題を起こした部員以外は関係ないから試合出せばいい。起こした部員も刑事罰なり市民としての罰を受けたら、そこからは部員とか関係ないのでは(起こした分の罰を受けたら)。周りの目はあると思うが。報復死球は、なんだろうね。野蛮だよね。とりあえず。謝ればいいのにね。2021/11/02

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