目次
第1部 Tさんへの手紙―現代社会に思うこと(「犠牲のシステム」と現代の倫理―高橋哲哉著『犠牲のシステム福島・沖縄』のすすめ;熊沢誠著『リストラとワークシェアリング』、暉峻淑子著『豊かさの条件』、柄谷行人著『倫理21』を読んで;大学教師の原罪;“大学教授”ウェーバーと“ホームレス”マルクス;音楽は社会を変える―山岸淳子著『ドラッカーとオーケストラの組織論』をめぐって ほか)
第2部 現代社会論の視座をめぐって(市場経済のウチとソト―差別問題の方法論;商品は、すべて偽装である―ついでに、「大学の品格」について;あらためて資本主義に生きる―共生の歴史性をめぐって)
著者等紹介
篠原三郎[シノハラサブロウ]
1930年東京都に生まれ、一橋大学卒業、元日本社会福祉大学教授。現在、京都自由大学講師。専門は排除論・芸術論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。