内容説明
阪神・淡路大震災から東日本大震災までの大規模災害の事例研究を中心に、デジタル・ネットワーキング(インターネット等のデジタル・メディアを活用した市民活動)による地域再生を現場での実践を踏まえ検証し、公共圏および「復元力に富んだ社会」構築の可能性と課題を解明する。
目次
第1章 デジタル・ネットワーキングとソーシャル・キャピタル
第2章 市民活動におけるデジタル・ネットワーキングの展開
第3章 阪神・淡路大震災におけるデジタル・ネットワーキングの展開
第4章 日本海重油災害における災害デジタル・ネットワーキングの展開
第5章 有珠山火山災害と三宅島火山災害におけるデジタル・ネットワーキングの展開と課題
第6章 災害デジタル・ネットワーキングにおける情報通信技術(ICT)活用の実態と課題
第7章 東日本大震災におけるデジタル・ネットワーキングの展開
第8章 デジタル・ネットワーキングによる地域再生と「復元力に富んだ社会」(resilient society)構築に向けて
著者等紹介
干川剛史[ホシカワツヨシ]
1961年群馬県に生まれる。1984年群馬大学教育学部社会科学学科2類卒業。1987年慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了(社会学修士)。1992年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得満期退学。徳島大学教養部専任講師。1995年徳島大学総合科学部助教授。1999年大妻女子大学人間関係学部助教授。2005年大妻女子大学大学院人間関係学研究科・大妻女子大学人間関係学部教授。2010年大妻女子大学大学院人間文化研究科・人間関係学部教授。2014年博士(社会学)学位を慶応義塾大学より授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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