内容説明
没後200年、「人間精神の有限性」の見地からフィヒテ思想を読み解く。人がどういう哲学を選ぶかは、その人がどういう人間であるかによる。
目次
第1章 フィヒテ『自然法論』における身体論の特性
第2章 初期フィヒテの経験へのアプローチ
第3章 フィヒテ初期知識学における「感情」の問題
第4章 フィヒテ道徳論における衝動の問題
第5章 『新たな方法による知識学』における衝動の問題
第6章 フィヒテ道徳論における根本悪の問題
著者等紹介
玉田龍太朗[タマダリュウタロウ]
1973年兵庫県揖保郡太子町生まれ。1992年兵庫県立龍野高等学校卒業。1996年広島大学文学部哲学科卒業。1998年京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。2004年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、京都大学博士(人間・環境学)。現在、滝川第二中学校・高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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