目次
第1章 生命と生態系(細胞構造と機能;生態系の構造―エネルギーと物質の流れ;生態系の構造―微生物の働き;生態系の構造―共生現象)
第2章 地球と生命の歩み(地球と生命の誕生;原始生命体の活動と地球環境の変化;地球と生命の変遷)
第3章 人類の活動と生態系(合成化学の進歩と生態系;遺伝子工学と生物育種;遺伝子操作のメカニズム)
著者等紹介
大嶋泰治[オオシマヤスジ]
1932年岡山県高梁市生まれ。1960年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。1970年(サントリー株式会社研究所(1959年~1970年)を経て)大阪大学工学部(醗酵工学科)助教授。1972年大阪大学工学部教授。1996年大阪大学定年退官(大阪大学名誉教授)。1996年~2003年関西大学工学部生物工学科教授。1997年~2003年科学技術振興事業団個人研究推進事業さきがけ研究21「素過程と連携」領域総括(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マウンテンゴリラ
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梅原猛氏総監修のシリーズであり、また、タイトルの仰々しさからも、近代文明に対する、特にその基盤となる科学技術に対する、痛烈な批判を旨としたものかと思って読んだが、予想外の内容だった。そのような文明批判を期待して読んだわけでもないが、人類の活動と生態系との関係について、生物育種や遺伝子操作について、安全性を重視しながらも、技術そのものにたいしては肯定的見解を示されている点に、素人として、個人的に違和感を感じた。それは、神(実在としてではなく、宇宙を成り立たせている根本原理のようなもの)の領域であり、→(2)2015/09/08
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