内容説明
市民として/人間として生きる。現代政治の状況を問いなおし、シティズンシップや市民社会概念の変容を辿りながら、生活の場における政治参加の方法を探り、市民の立場から地球民主主義への課題を考える。
目次
第1部 市民政治の基本原理(市民活動とシティズンシップ;市民活動の理論―アレントの活動概念から;公共性の概念―ハーバーマスを中心にして;市民民主主義の思想―丸山眞男と久野収)
第2部 シティズンシップの歴史と可能性(市民自治とシティズンシップ―自治空間の変容;環境問題と市民運動―「静かな革命」のゆくえ;市民政治の創造―市民社会を基底にして;地球時代のシティズンシップ)
著者等紹介
寺島俊穂[テラジマトシオ]
1950年東京都生まれ。1973年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1978年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。現在、関西大学法学部教授、法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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