目次
序章 大戦間期オーストリアのカトリック保守派と国制
第1章 I.ザイペルと“ライヒの理念”―帝国国制とその改編をめぐる考察
第2章 I・ザイペルと“一民族二国家論”―伝統的国家観と新国家のはざま
第3章 E.トルフースと“ドイツ性”―「ドイツ」概念の多層性に関する考察
第4章 K.V.シュシュニックと“オーストリアの使命”―伝統的国制論の転回
第5章 A.ザイス=インクヴァルトと“ゲルマン帝国”―ライヒと人種の弁証法
第6章 大戦間期の経験と戦後における国民意識形成
著者等紹介
梶原克彦[カジワラカツヒコ]
1972年福岡県生まれ。1995年愛媛大学法文学部法学科卒業。2004年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、愛媛大学法文学部総合政策学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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