内容説明
紛争の背景にある国際社会の構造とは?地域紛争はどのように発生・激化・拡大していくのか?多数の事例を分析し、地域紛争の正しい「診断書」づくりを目指す。
目次
地域紛争をどう見るか
第1部 アジア・アフリカ(言語と民族紛争―スリランカの事例;長期独裁政権の終焉と民族紛争―コートディヴォワールを事例に;民族的少数派の抑圧と植民地化の遺産―ケニア共和国北東州の事例を中心として;紛争と隣国―北部ウガンダ紛争の越境・拡散)
第2部 旧ソ連・旧ユーゴ(民族紛争とテロリズム―チェチェン紛争におけるテロリズムの変遷;宗教と地域紛争―中央アジア;連邦解体から地域紛争へ―ナゴルノ・カラバフ紛争を事例として;紛争回避のメカニズム―エストニアを事例として;コソヴォ紛争―地域紛争の国際化)
ミクロな視点からの地域紛争―地域紛争の担い手と「戦後」
著者等紹介
月村太郎[ツキムラタロウ]
1959年生まれ。東京大学法学部卒業。現在、同志社大学政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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