カール・ポランニーと金融危機以後の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771023840
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C3033

内容説明

ポスト金融危機のパースペクティヴ。グローバル資本主義の行きついた先に、人間社会は存在するのであろうか?人間が人間らしさを保った暮らしが可能であろうか?金融危機、地球環境問題、ナショナリズムの台頭などの直面する課題に取り組むために、われわれは何をすべきであろうか?これらの問いに対する答えを、カール・ポランニーの思想を手がかりに考えていく。

目次

序章 カール・ポランニーの社会経済学―市場経済と社会の二重運動
第1章 金融危機の時代
第2章 雇用不安と産業変動
第3章 地球環境の現在
第4章 文化の諸問題
終章 カール・ポランニーと金融危機以後の世界―要約と展望
補論1 IS・LM曲線再考
補論2 労働雇用の不可逆性の帰結

著者等紹介

佐藤光[サトウヒカル]
1949年北海道生まれ。1972年東京大学経済学部卒業。1975年東京大学大学院経済学研究科博士課程中退。京都大学経済研究所助手などを経て、大阪市立大学大学院経済学研究科教授、経済学博士。専攻は社会経済論、宗教経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さい

0
産業革命以後、あらゆる分野に市場経済主義が浸透してきた。だがしかし、現在起こっている経済や文化、人間関係といった社会の不具合は、市場経済の行き過ぎによるものではないだろうか。カールポランニーからそういった疑問を紐解くのがこの本の目的である。2013/07/31

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