目次
序章 金融と中国―発展途上経済、移行経済、多様な地域の共同体と金融
第1章 中国の金融システム―改革前の金融市場の地域的多様性とその後のシステムの変遷
第2章 中国企業システムの形態的・地域的多様性と金融市場への影響
第3章 中国各地域の経済成長と金融の役割―多様な金融市場における経済成長の結果としての金融発展
第4章 中国各地域家計における貯蓄の決定要因―多様な地域を対象とした恒常所得仮説の検証
第5章 中国市民の所得、資産、貯蓄動機―北京市におけるケース・スタディからみる
終章 中国金融市場の地域的多様性
補論 最先端の金融市場―市場化への挑戦と“指令経済”との相克
著者等紹介
古島義雄[コジマヨシオ]
福山大学経済学部教授。立命館アジア太平洋大学客員教授。文学士(東京外国語大学中国語学科)。修士(ファイナンス)(青山学院大学大学院国際政治経済学研究科)。博士(経済学)(一橋大学大学院経済学研究科)。ペンシルバニア大学ウォートン・スクール、ハーバード大学ビジネス・スクール(AMP)留学。日本長期信用銀行(同行国際企画部副長、財団法人国際金融情報センター出向、同行国際資金証券部次長、シカゴ支店長、アジア部長を歴任)、長銀総合研究所取締役、世界銀行東アジア太平洋局上級開発専門官、玉川大学経営学部教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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