内容説明
止まらぬ技術革新、顧客からのコスト切り下げ要請、首都圏と地方の格差、アジア諸国との競合と連携―ソフトウェア・ビジネスの現在と未来について、実務家出身の経営学者が、産業の歴史と国際比較を踏まえて、人的資産、取引費用、リアルオプションなどの視座から切り込む。
目次
基礎編 ソフトウェア・ビジネスの現在(ソフトウェア・ビジネスの全体像;ソフトウェア・ビジネスを支える経営資源;我が国におけるIT活用;産業としてのソフトウェア)
研究編 未来に向けて―ITサービス利用側・提供側双方の視座から(情報化と流通システム統御メカニズム―組織はどう変わるべきか;システムエンジニアの人的資産マネジメント;ベンチャーの企業価値向上と自律的リスクマネジメント―リアルオプションを活用した理論的・実践的提案;「協働体系」としてのITプロジェクト―アーキテクチャと契約、人的資源のデザイン;中国ソフトウェア産業との戦略的互恵関係の在り方―オフショア開発のマネジメント ほか)
著者等紹介
加藤敦[カトウアツシ]
1957年神奈川県生まれ。2000年青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士課程修了。新日本製鐵(株)勤務等を経て、同志社女子大学現代社会学部教授。博士(国際経営学)、情報処理技術者(システム監査技術者)、ITコーディネータ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 日本古代中世の社会と宗教