目次
第1部 キェルケゴールの「精神」「自己」概念(キェルケゴールの「精神」概念;キェルケゴールの「自己」概念)
第2部 『死に至る病』注釈(表題;ドイツ語の詩の引用;序言;序論;第一編冒頭 ほか)
著者等紹介
山下秀智[ヤマシタヒデトモ]
1944年熊本県生まれ。1973年京都大学大学院文学研究科博士課程(宗教学)単位取得退学。2000年博士(文学)(京都大学)。現在、静岡大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつき
4
山下秀智『キェルケゴール『死に至る病』』再読。『死に至る病』を再読してうーむと思ってたので、解釈の助けとして。原語に接近しようとしていて、副読本として優秀な一冊だと思う。なのですがやはり前提が哲学の読み方であり、頭による読み方ですので、目的次第でそこだけ留意といった感じかなあ。2017/11/08
nakagawa
2
なんとなくは理解できた感じがするけど説明しろと言われると出来ない。もう少しキリスト教の知識と仏教の知識を身につけら必要があると感じた。2017/06/07
なつき
2
『哲学書概説シリーズⅥ キェルケゴール『死に至る病』』読了。タイトル通り、キェルケゴールの『死に至る病』を案内していく。講読的な意味がかなり強いかな。ただキリスト教理解を前提とせずにキェルケゴールが理解できるのかなあ。たしかに仏教と通ずるところもあるとは私も感じるけれどもさ。2017/05/31