内容説明
宗教は暴力を助長するのか？宗教と政治の複合的な相互関係を問う。
目次
第１部 近代国家にとっての宗教―近代日本を中心に（宗教を規定する政治力学―国家・科学との関係の中で；近代日本における政教分離の形成；日本型政教分離の構造）
第２部 グローバル社会の中の政教関係―一神教世界を見据えて（一神教と多神教をめぐるディスコースとリアルポリティーク；宗教の多元化と多元主義―宗教の神学の課題；信仰の土着化とナショナリズムの相関関係）
著者等紹介
小原克博［コハラカツヒロ］
１９６５年大阪府生まれ。１９９６年同志社大学大学院神学研究科博士後期課程修了。博士（神学）。現在、同志社大学神学部教授。専門は、キリスト教思想、比較宗教倫理学、一神教研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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