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内容説明
コミュニティの経験をコミュニティに伝える小さなメディアは、多様な場所で人々の生存とアイデンティティ承認の拠点となり、「市民が情報の発信者となる」という理念を現実のものにしている。現場の声を中心に、コミュニティメディアの世界の過去・現在・未来を描き出す。
目次
いま、コミュニティメディアの必要性を問う
第1部 「生きのびる」ためのメディア(マイノリティの社会参加を促すコミュニティラジオ―FMわぃわぃを持続可能にする仕組み;世界のコミュニティラジオ―平和と開発のための国際運動 ほか)
第2部 社会運動とコミュニティメディア(権利の獲得とメディア・アクティビズム―メディアに関わる市民の課題と可能性;コミュニティ・アクティベーションの視点―イタリア・ミラノにおけるメディアの重層性から ほか)
第3部 制度化のモデルを問う(北米コミュニティテレビの法政策史―地域社会の再生をめざした試みの記録;ドイツ市民メディア政策のゆくえ―社会運動と公的制度をつなぐ細い糸 ほか)
第4部 地域社会とネットワーク(自立を模索する英国コミュニティメディア―公共財源獲得と社会的企業化の挑戦;ストーリーテリングと地域社会―虫の目から作りかえる世界 ほか)
著者等紹介
松浦さと子[マツウラサトコ]
名古屋大学大学院人間情報学研究科(情報科学研究科に改組)後期課程修了、博士(学術)。現在、龍谷大学経済学部准教授
川島隆[カワシマタカシ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、滋賀大学経済学部特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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