内容説明
倫理的な企業活動とは?営利を追求するあまり、偽装を多発させる企業活動。被害を受けるのは、消費者をはじめとするステイクホルダー。企業体質の変革、それが倫理的な企業構築の決め手だ。利益を生みつつ企業倫理を遵守する活動を求めて。
目次
第1部 企業倫理の基礎理論(企業倫理の基本問題―企業活動の倫理性を求めて;企業倫理の学説―利益と義務の関係を中心として;企業倫理の制度化―トヨタにおける実践と課題)
第2部 企業倫理の個別領域(企業倫理と労働問題―長時間労働の改善策を探る;企業倫理と開発・生産―医薬品産業の事例;企業倫理と販売―不動産業の事例)
第3部 企業倫理の展開(企業倫理と企業間関係―CSR調達における組織論的考察;企業倫理の国際的展開―経営理念の視点から;企業倫理の現代的課題―社会的企業にみる企業の倫理性)
著者等紹介
田中照純[タナカテルヨシ]
神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、立命館大学経営学部教授、博士(経営学)
劉容菁[リュウヨウセイ]
立命館大学大学院経営学研究科博士課程修了。現在、立命館アジア太平洋大学国際経営学部専任准教授、博士(経営学)
西村剛[ニシムラツヨシ]
立命館大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。現在、奈良産業大学ビジネス学部教授、博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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