目次
現代における市民社会の再評価
国家と市場
スコットランド啓蒙の市民社会論
ヘーゲルとマルクスの市民社会論
ハーバーマスの市民社会論
新しい市民社会論の考え方
市民社会と公共圏
市民社会と法制化
ＮＰＯと市民社会
ＮＧＯとグローバル・ガバナンス
グローバル市民社会論
著者等紹介
星野智［ホシノサトシ］
１９５１年札幌市生まれ。現在、中央大学法学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Mealla0v0
5
目次を見てわかる通り、本書はハーバーマスの市民的公共性の議論に立脚している。系譜学を銘打っているが、実際は系譜を辿っているというよりは、ヘーゲル以降の議論とハーバーマスの批判、そして現代の市民社会を（結論としてはありきたいだが）NGO・NPOに見出していくという批判理論である。そのため、議論の変遷を追うことはできないが、ハーバーマスの議論の入門書として読むことができる。とりわけ法制化の議論について知るにはちょうどいいかもしれない。2021/12/23
