目次
第1章 日本神話の世界像(基本的な特色;高天の原 ほか)
第2章 日本神話における神観念(神とはなにか;神の特色 ほか)
第3章 スサノヲのウケヒをめぐる諸伝承(ウケヒとは;『古事記』におけるスサノヲのウケヒ ほか)
第4章 ホノニニギとホヲリの神話(日向神話とその主人公たち;ホノニニギをめぐって ほか)
第5章 『風土記』の神話(『風土記』について;『風土記』の主な神話記述)
著者等紹介
岸根敏幸[キシネトシユキ]
1963年尾道生まれ、横浜育ち。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。福岡大学人文学部教授。専門は宗教学、神話学。近年の研究テーマは、神話と宗教を中心とする日本文化の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺
1
「日本書紀を読んで古事記神話を笑う」を検証するため、論点の整理用に読んだ。 ※追記 ・天孫ニニギの父であるオシホミミの父親はスサノヲである。なぜかアマテラスの子としている研究者が多い中、この著者はまともに文章を読んでいる。 ・神が太占をすることについて、別天津神を想定している。 ・神の語源に隠れるという意味の「かむ」を挙げていない。 ・神は基本的に寿命が永遠であるため、死なないで隠れるだけだが、突発的に死ぬこともありえる。 ・出雲国風土記でのスサノヲは記紀のそれとは違い、荒々しい暴力的な面はない。2020/02/19
おつるい
0
一番覚えてるのは、ホノニニギに対してのオオヤマツミのウケヒかなぁ。コノハナサクヤとイワナガヒメ。一時の栄華と永遠。2012/12/08
やいも
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注目すべき神話を厳選して詳しく説明しています。分かりやすい。とりあえず日本神話を全部読みたい!という人は別の資料をあたりましょう。
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