目次
1部 分析のフレームワーク(先行研究の整理;分析のフレームワークとしての影響力アプローチ;鉱業の特徴とグローカルネットワーク)
2部 グローバルネットワークと鉱業制度の変遷(英米法制度とメジャーズ独占ネットワーク;資源ナショナリズム―メジャーズから「南」政府へ;「南」政府を中心としたナショナリズムネットワーク;2つのネットワークによる2段階的制度転換)
3部 フィリピン地域住民を取り巻くグローカルネットワーク(植民地前後のグローカルネットワーク;地域住民の影響力喪失;暴力の強化;2つのグローカルネットワーク;「持続可能な鉱業開発」制度の事例分析)
4部 グローカルネットワークの機能と開発主義克服への課題(グローカルネットワーク)
著者等紹介
栗田英幸[クリタヒデユキ]
1970年、群馬県に生まれる。東北大学工学部、東北大学大学院国際文化研究科、東北大学大学院農学研究科の長き学生生活を経て、2001年より愛媛大学法文学部に勤務。愛媛大学法文学部助教授(国際開発論)、博士(国際文化)。専門、平和学、開発学、環境学、経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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