内容説明
20世紀は科学技術の世紀でした。反面、科学万能の呪縛から脱却を求める声もあります。人間にとって大切なことは、「生きるとは?」「働き甲斐とは?」「豊かな心とは?」などの問いかけです。人文・社会・自然科学を総合した複眼的なものの考え方を探る書です。
目次
第1部 自然の風景(科学とは?科学的とは?;ものごとを素直に見ると;科学は万能か)
第2部 人間の風景(労働について;生き方について;死について)
第3部 心の風景(「体験すること」について考える;「共に生きる世界」について考える;「心」について考える)
著者等紹介
山下正和[ヤマシタマサカズ]
1949年京都府生まれ。1972年同志社大学工学部卒業。1977年京都大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。同志社大学工学部教授
西村理[ニシムラオサム]
1946年京都府生まれ。1969年京都大学経済学部卒業。1976年ペンシルヴァニア大学大学院経済学研究科修了(Ph.D.)。同志社大学経済学部教授
原誠[ハラマコト]
1948年福岡県生まれ。1973年同志社大学神学部卒業。1978年同志社大学大学院神学研究科博士課程(前期)修了(神学博士)。同志社大学神学部教授
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