内容説明
本書に収められた各論考は、学力と評価をめぐる課題に精力的に取り組んできた若い研究者達の手によるものであり、いずれも歴史的考察を踏まえ、同時に今日的課題を追求したものである。
目次
教育評価史研究の意義と課題
19世紀後期日本の小学校における生徒集団の区分原理
倉橋惣三の保育論における保育評価への手掛り
教育測定法の開発と職業指導の転回―田中寛一における教育測定と職業指導の関連を中心に
近代中国における教育測定運動
現代化論を再考する―到達目標論の視点から
試験の形態と学力の質―イギリスの一般中等教育資格試験(GCSE)の歴史の場合
体育の授業で子どもたちは何を学ぶのか―イギリスの体育のナショナル・カリキュラムにおける到達目標と学習評価基準の検討
米国におけるポートフォリオ評価法の実践―クロー・アイランド小学校の事例を中心に
数学学力低下論の検討―学力・アチーブメント・学習〔ほか〕
著者等紹介
天野正輝[アマノマサテル]
京都大学名誉教授(現・龍谷大学)
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