内容説明
本書は、ＩＴ化や情報化を深めていく現代社会―ＩＴ社会―の政治・経済・経営・文化的構造に対して、その根源（本質）を理論的、あるいは実証的に解明する。
目次
第１部 情報社会問題（ＩＴ革命の病理；ＩＴ革命の超克）
第２部 情報組織問題（ネットワーク社会の情報倫理と情報セキュリティ；権力機能の情報システム化）
第３部 情報技術・管理問題（経営ネットワーク化の構造と情報技術主権；現代の経営情報管理の技術構造―自律分散管理をめぐって；言語機械：コンピュータの現代的位相―ハイデガーの技術論をめぐって）
第４部 情報資本主義問題（情報化のなかの流通労働と労働者の意識；資本主義的情報化と情報のポリティクス）
著者等紹介
竹内貞雄［タケウチサダオ］
１９４９年生まれ。１９７２年大阪大学工学部卒業。１９８１年大阪大学大学院工学研究科博士課程修了（工学博士）。現在、福井県立大学経済学部教授。専攻は管理技術論、情報管理論、疎外論
重本直利［シゲモトナオトシ］
１９４９年生まれ。１９７３年北海道大学理学部卒業。１９８１年立命館大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。現在、龍谷大学経営学部教授。専攻は経営組織論、社会経営学、経営問題
森井久美子［モリイクミコ］
元生命保険会社勤務
山西万三［ヤマニシマンゾウ］
大阪経済大学非常勤講師
吉田正岳［ヨシダショウガク］
大阪学院大学国際学部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
