内容説明
本書は、メルロ=ポンティの晩年の思想の「正確な」再構築よりも、その問題の所在の提示をめざしている。
目次
第1章 秩序から次元へ(行動の構造における秩序の思想;生命と現象学的記述;文化の出現 ほか)
第2章 哲学と自然の概念(デカルトと自然の概念;カント―偶然に揺れ動く目的論;シェリング―問いかけと知的直観 ほか)
第3章 存在と次元(物理的なもの;有機体のメロディー;人間の身体)
著者等紹介
加国尚志[カクニタカシ]
1963年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士後期課程修了(博士「文学」)。現在、立命館大学非常勤講師
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