内容説明
現代文化研究の「視座」を学ぶ。近代が発明し、人々を一律に縛っていた観念が崩れ落ちていく時代を３つの視点から考える。「現代文化」の中で生き、悩み、そして遊ぶあなたに。
目次
１ 現代を生きる（ジェンダーとセクシュアリティ；暴力の循環を断つ―現代人権論の挑戦；自然の何を、どう守るのか―「環境倫理」という問題；現代の都市空間）
２ 現代に悩む（求められる「個性的な私」；親から子への語り；病の原因探し―摂食障害を例として；恋愛三位一体幻想）
３ 現代を遊ぶ（コンピュータ・ゲーム文化；ファッションにおける越境性について―三宅一生、川久保玲の仕事をめぐって；ギャングスタ・ラップの終焉？―２パック（１９７１‐１９９６）の生きざま、そして死
フランスのマンガと日本のマンガ
メディア・リテラシィと批評―ＴＶ番組は文芸作品を超えられるか）
著者等紹介
大越愛子［オオゴシアイコ］
近畿大学文芸学部教授、専攻は女性学・哲学・宗教学
堀田美保［ホッタミホ］
近畿大学文芸学部助教授、専攻は社会心理学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
