内容説明
清末民国初の政治家。近代国家の真髄を発見した革命家!孫文と対立する宋教仁の革命論を探る。
目次
序章 英雄革命から近代革命へ―宋教仁の近代化認識の過程
第1章 中部同盟会と辛亥革命―宋教仁の革命方策
第2章 宋教仁と「間島」問題
第3章 宋教仁「致李・胡二星使書」をめぐって―革命家と国境紛争
第4章 中華民国臨時約法の成立と宋教仁
第5章 宋教仁をめぐる人々―『我之歴史』を読むために
第6章 中華革命党と欧事研究会―第二革命以後における孫文と黄興の革命認識
第7章 二十一個条問題と孫文
著者等紹介
松本英紀[マツモトヒデキ]
1944年岡山県に生まれる。’69年立命館大学大学院文学研究科東洋思想専攻修士課程修了。’80年立命館大学文学部助教授。’89年同教授
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