内容説明
現代世界の問題群をグローバルで複合的な視点から解説。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の企画により世界的に著名な19人の研究者が寄稿し、N・J・スメルサーが下ろした包括的で専門性の高いテキスト。
目次
第1部 社会学の基礎(社会学の視座;社会学理論;社会学の方法)
第2部 政治と社会(国家の社会学再考;権威主義と民主主義の多様性;社会福祉制度とその限界;国民、ナショナリズム、市民)
第3部 経済と社会(グローバル、地域的、および地方的な諸力;市場原理の変遷;仕事、コミンットメント、疎外;技術、生産、消費、そして環境;社会的文脈からみた人口;開発問題の変遷)
第4部 制度的ならびに文化的プロセス(世界経済における都市複合体;文化と国民社会の統合;人種、エスニシティ、階級;宗教性、宗教的世俗主義、世俗的宗教;社会のなかの女性;家族と親密性)
著者等紹介
伊藤武夫[イトウタケオ]
1941年生まれ。立命館大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。立命館大学産業社会学部教授、現代史担当
伊藤雅之[イトウマサユキ]
1964年生まれ。ペンシルバニア大学大学院博士課程修了。博士(社会学)。愛知学院大学文学部国際文化学科専任講師
高嶋正晴[タカシママサハル]
1969年生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。立命館大学産業社会学部非常勤講師
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