内容説明
本書は前半において学習指導要領の「総合的な学習の時間」の構想、ねらい、内容、留意点について考察し問題点を整理する。また、後半においては「総合の意味と形態」や「探究の方法」について考察する。さらにこれらの考察を通じて「総合的な学習の時間」が、どのような人間性の形成を目指しているかについて言及する。
目次
第1章 「総合的な学習の時間」の構想
第2章 「総合的な学習」のねらい
第3章 「総合的な学習」の内容
第4章 「総合的な学習」の学習活動を行うに当たっての留意点
第5章 「総合的な学習」の内容の決定過程と具体例
第6章 「総合」の意味と様態
第7章 教材の論理的側面と学習者の心理的側面
第8章 「総合的な学習の時間」で培われる探究する力
著者等紹介
芝野昭男[シバノアキオ]
1928年生まれ。1958年関西学院大学大学院文学研究科(教育社会学専攻)修士課程修了。現在子ども教育研究所所長
新茂之[アタラシシゲユキ]
1967年生まれ。2000年同志社大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。現在中部学院大学講師
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