美と崇高の彼方へ―カント『判断力批判』をめぐって

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美と崇高の彼方へ―カント『判断力批判』をめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784771010932
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C3010

内容説明

本書は、著者が1998年7月に大阪大学より文学博士の学位を授与された論文とほぼ同じものである。博士論文では『カント美学の示すもの』とあったタイトルを、本書では『美と崇高の彼方へ』と改めた。第一部「享楽の美学」はブプナーの論文に則りながらも、基本的には『判断力批判』に対する著者の解釈を示すものとなっている。第二部「美と崇高の弁証法」は、主にフロイトに依拠しながら美と芸術の根源へと迫ろうとするものである。本書のタイトルもそのような願いが込められてのものである。

目次

第1部 享楽の美学(美と感情;構想力と悟性;美の普遍性;『判断力批判』の体系性;享楽の美学としてのカント美学)
第2部 美と崇高の弁証法(イデアールなもの;エロス的なもの)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱなえ

0
1章はカントの『判断力批判』の分析。難しかった。。対して2章は他の哲学者・美学者の観点を導入してカント美学を批判する。2章が薄いなぁと思ったけど…博士論文ということを考慮すれば十分なのかな。今後の著作に期待2011/02/07

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