内容説明
本書は、いままで書いてきた航空輸送の経済にかんする小論のうちいくつかを、教科書としてもちいることも念頭におきながらまとめたものである。
目次
第1章 「憧れのハワイ航路」から世界の翼へ
第2章 オープン・スカイとグランドファーザー・クローズ―民間航空市場と航空政策
第3章 空港制約と市場原理は両立するか―供給制限がある場合の配給割当制と価格メカニズム
第4章 規制撤廃の政治経済学
第5章 交通におけるネットワーク外部性
第6章 寡占と独占禁止政策―アメリカの航空業に関連して
第7章 空港間競争とエアライン・ハブの決定
第8章 開発利益の還元と空港整備への適用
第9章 地域交通ネットワークと助成策
第10章 航空と空港の問題―21世紀にむかって



