内容説明
本書は、19世紀のイギリスの経済学者ウィリアム・エリス(William Ellis,1800‐81)の経済思想を、その著書である『社会経済学概論』(Outlines of Social Economy,1846)をテキストとして使用しつつ、その内容の分析を通じて、研究する。
目次
序章 経済学の日本への導入
第1章 イギリスにおける教育思想の展開と経済学
第2章 古典派経済学の体系
第3章 生産論―J.S.ミルとウィリアム・エリス
第4章 価値論―J.S.ミルとウィリアム・エリス
第5章 地代論―リカードとウィリアム・エリス
第6章 労働賃銀論―ウィルアム・エリスとJ.S.ミル
第7章 利潤論―ウィリアム・エリスとJ.S.ミル
第8章 外国貿易論―ウィリアム・エリスとリカード,J.S.ミル