内容説明
今や介護保険制度の施行を目前にして、老人福祉制度はさらに大きな転換期を迎えた。その政策については、既に多くの優れた説明書や解説書が出版されているが、その転換の根拠となる理念、とくに在宅福祉の理念や制度の元をなす法律などとの関係に触れる解説は少ないように思う。本書は老人介護の問題をそのような見地から見渡すものである。
目次
第1章 人体とその障害
第2章 障害者と介護問題
第3章 要介護高齢者の介護の具体的方針
第4章 障害のない高齢者の生活援助
第5章 関係法律とゴールドプラン
第6章 介護保険制度