内容説明
本書では子どもの本性の理解を基礎に、現在の成育環境の問題とあるべき姿について考えている。成育環境としては親子関係を中心とする家庭、在住する地域、学校、わが国社会を取り上げ、その現代的問題と子どもの育ちへの影響を論ずる。また成育環境の建て直しについて私案を含めつつ考えていく。
目次
第1章 「ヒト」から「人」へ(子どもは自然の一部;成長・発達の段階と成育環境)
第2章 子どもの成育環境と現状(母親;父親 ほか)
第3章 子どもに「元気」が戻るために(子どもの育ちに自然力を感じ取ること;大人の縛りからの解放 ほか)
第4章 少子化は止まるか