内容説明
人間は社会的存在であり、人間の欲求も多くは社会的である。人間の一生は個人と社会との相互作用のプロセスであるから、人生を対象とした社会学的研究の必要性を感ずる。本書は誕生から高年までの一生を社会学的に検討するものであり、取扱う事象は家族から学校、ユース・カルチュア、逸脱行動、職業、マスコミ、地域社会、官僚制、高齢化社会にわたっている。
目次
第1章 人生と社会
第2章 家族と社会化
第3章 学校と青少年
第4章 ユース・カルチュア
第5章 逸脱行動
第6章 職業と人間
第7章 核家族の問題と展望
第8章 マスコミと現代人
第9章 地域社会の変動―都市と村落
第10章 官僚制―組織と人間
第11章 高齢化社会