内容説明
医者が教えてくれた健康とコーヒーの関係、気持ち安らぐ16のコーヒー・エッセイ。
目次
なぜ犬はコーヒーを飲まないのか
コーヒー嫌いだった友人
学生時代の喫茶店
コーヒーと医学
コーヒーのいれかたが変化した
鼻をつまんでコーヒーを飲む
映画のなかのコーヒー
コーヒー依存症
インスタントコーヒーの発明
コーヒーと音楽
コーヒースプーンの回しかた
カフェの時代
認知症とコーヒー
イタリアバールのコーヒー
コーヒーと記憶
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
323
神経内科医、兼作家の著者がコーヒーに関わる「ちょっといい話」を語るエッセイ集。私がたまに行くカフェに「読書ブレンド」なるメニューがある。冷めても美味しく、本を読みながらゆっくり変化するそのアロマを味わうことが出来る。読書とコーヒーは相性が良い。40~69才の9万人を20年間追跡した疫学調査から「1日4杯までのコーヒーは体に良い」という。2024/05/19
MI
78
コーヒーの淹れ方や健康とコーヒーのコラムがあってリラックスして読めた。①コーヒーは一日5杯までなら健康に影響はない。②イタリアのBARは日本でいう喫茶店に近い。立ち飲みがスタンダードで椅子に座ると席料を取られる。エスプレッソカップが小さいのは、大きくすると苦味が際立つ。③コーヒースプーンの回し方では、ミルクをどのようにすると効率よく混ざるのかは、地球は北方向を正とすると、時計方向に自転している。上から見ると反時計回りに回すとよく混ざるそう。コーヒーという日常に地球物理学を持ち込むことが面白かった。2025/02/11
グリーンクローバー☘
24
業間も広くてあっという間に読了。コーヒー飲みたくなって飲みながら読書タイム。 うん。何か食べたり飲んだりで病気が治ったり痩せたりしないね。皆、きっとわかってるけど藁をもすがってるだろう。2019/09/05
tetsubun1000mg
11
現役の医者でありながらたくさんの小説やエッセイを書いているらしい。 コーヒーに関する様々な話題から話しを広げていくのだが映画、文学、旅行など幅広い話題で飽きさせない。2023/04/30
fukui42
5
エッセイも、米山さんも久しぶり。途中「医学的コーヒーの話・効能や禁忌」の話も挟みながらも。ゴロンと横になって読めました。2020/06/02