内容説明
子どもに体育を教える体育教師として3年を過ごしたぼくは、ブータンで暮らしているあいだずっと、ブータン人の笑顔と幸せについて考え続けた。はっきりとした答えが得られたわけではない。しかし、彼らと接し、多くの笑顔にふれているうちに、いつのまにか、世の中を見る自分の目が変わっていることに気づいた。ぼくの価値観を変えてくれたブータンの人々との出会いを、この本で紹介したい。この本が、生き方を探す、すべての人の役に立つことを祈りつつ(プロローグより)。
目次
1 なんで肉を食べないの?心優しい友、ツェワンとの日々
2 体育ってなに?輝く瞳のやんちゃ坊主たち
3 的まで150メートル!?ブータンの国技ダツェ
4 村中の家で大騒ぎ1年に一度の祭り
5 王様のリストに載った少年見えない気持ち
6 たくましい子どもたち岩を砕いてつくった公園
7 幸せはどこにある?仏教と人々
8 体育大好き!楽しむことと競いあうこと
9 ありがとうブータン
著者等紹介
関健作[セキケンサク]
写真家。1983年、千葉県に生まれる。2006年、順天堂大学・スポーツ健康科学部を卒業。在学中、陸上競技部に所属。2007年から3年間、独立行政法人国際協力機構(JICA)の海外ボランティア派遣制度、青年海外協力隊にて、ブータンに赴任。体育教師としてタシヤンツェ小中学校で教鞭をとる。2010年、帰国。小学校の教員をしながら写真展を開催。現在、写真家の道を選び、写真展や講演会など、多岐にわたり活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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