ブータンの笑顔―新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間

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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784770502162
  • NDC分類 292.58
  • Cコード C0095

内容説明

子どもに体育を教える体育教師として3年を過ごしたぼくは、ブータンで暮らしているあいだずっと、ブータン人の笑顔と幸せについて考え続けた。はっきりとした答えが得られたわけではない。しかし、彼らと接し、多くの笑顔にふれているうちに、いつのまにか、世の中を見る自分の目が変わっていることに気づいた。ぼくの価値観を変えてくれたブータンの人々との出会いを、この本で紹介したい。この本が、生き方を探す、すべての人の役に立つことを祈りつつ(プロローグより)。

目次

1 なんで肉を食べないの?心優しい友、ツェワンとの日々
2 体育ってなに?輝く瞳のやんちゃ坊主たち
3 的まで150メートル!?ブータンの国技ダツェ
4 村中の家で大騒ぎ1年に一度の祭り
5 王様のリストに載った少年見えない気持ち
6 たくましい子どもたち岩を砕いてつくった公園
7 幸せはどこにある?仏教と人々
8 体育大好き!楽しむことと競いあうこと
9 ありがとうブータン

著者等紹介

関健作[セキケンサク]
写真家。1983年、千葉県に生まれる。2006年、順天堂大学・スポーツ健康科学部を卒業。在学中、陸上競技部に所属。2007年から3年間、独立行政法人国際協力機構(JICA)の海外ボランティア派遣制度、青年海外協力隊にて、ブータンに赴任。体育教師としてタシヤンツェ小中学校で教鞭をとる。2010年、帰国。小学校の教員をしながら写真展を開催。現在、写真家の道を選び、写真展や講演会など、多岐にわたり活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

4
日本人として海外で生きていく上で、周囲の環境に合わせていくべきところ、そうではないところを決めるための判断軸が必要であることを感じた。国内においても、自分がなぜこの活動を行っているのか、どんな意味・意義があるのかを自覚する必要があるなと思った。2014/09/22

コニコ@共楽

2
以前から行きたいと思っている国、ブータン。色鮮やかな自然と活き活きとした人たちの写真がこころに滲みます。ブータンの青空と子どもたちの瞳はどこまでも澄んでいました。行ってみたいな~。そうだ、ブータンに行こう!っていつになるかな?2013/12/18

とみぃ

1
「お金、名誉、地位、そんなものは、死ぬ時にはおいていかなければならないんだ。だったら、死ぬ時も一緒である魂を磨いた方がいいと思うけどな」そんなブータンの人の心を垣間見ることができる本でした。当たり前のことを幸せなことだと感じる気持ちを、忘れていませんか2013/07/19

ゆいの

0
リンポチェについて知りたいと思いました。どういう経緯でその子がリンポチェだと分かるのだろう。2013/09/01

Yuttyan

0
心の豊かさ2018/09/03

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