内容説明
1901年創立、王貞治氏ら幾多の人材を輩出した早実。新たな世紀を迎えても「去華就実」の精神は変わらない。有名、無名を問わず、それぞれの時代を生き、時代の空気を呼吸し、時代を作り、また変えていく…全45編の物語。
目次
第1部 不変の伝統の上に新しい地平を拓く(古い一冊の卒業アルバム―愛と青春の旅立ち;早稲田実業学校百周年記念式典式辞―二〇〇一(平成十三)年四月十四日
不変の伝統の上に新しい地平を拓く―男女共学化と初等部の設置、早実第二世紀の挑戦 ほか)
第2部 生き方の流儀と生活の風景(土に祈り、火を畏れつつ―薩摩焼第十四代沈壽官;巨大なきのこ雲という墓標―永井隆『この子を残して』、原民喜『夏の花』、井伏鱒二『黒い雨』;曲が残ればそれでいい―童謡の父、本居長世「通りゃんせ」 ほか)
第3部 人は時代を呼吸し、時代に鍛えられ、時代を変えていく(創刊八十年を迎えた岩波文庫―プラトンを駆り立てたソクラテス;形は既に異土に埋むるとも―捨て身で挑んだ遣唐留学生、井真成;国の富強の元は国民の安堵にあり―鍋島直正(閑叟)と江藤新平、大隈重信 ほか)
著者等紹介
渡邉重範[ワタナベシゲノリ]
1943年、東京生まれ。68年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、同大学院政治学科修士・博士課程修了。65‐66年、ドイツ連邦共和国ボン大学留学。80‐81年、ボン大学交換教授。94‐98年、早稲田大学教育学部長。98年より06年まで早稲田大学常任理事(広報・学校担当)。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(比較憲法学・比較政治制度論専攻)、博士(政治学)。2000年より早稲田実業学校長を兼務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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