長岡城落日の涙―故郷復興への道のり

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  • サイズ B6判/ページ数 438p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784770410375
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0021

内容説明

北越戊辰戦争に生死を賭け、落城、奪還、逃避行、降伏を体験した長岡藩士とその子弟たちは、近代日本を舞台にどう活躍し、故郷を再建したか。長岡城の精神は今なお脈々と息づいている。

目次

ペリー来航
三人の若者
勤皇の正義
春風の無念
帯刀の斬首
貞吉の古傷
八十里越の哀しみ
流浪の果てに
長岡藩降伏する
紙凧をおあげします
京都に上る
改革の苦難
ランプ会興る
学校を創る
医学の道
法会と農学者
開拓の道

著者等紹介

稲川明雄[イナガワアキオ]
昭和19年(1944年)、新潟県長岡市生まれ。長岡市互尊文庫司書・長岡市史編さん室長などを経て、現在は長岡市立中央図書館館長。長岡郷土史研究会会員、互尊文芸編集人。著書に『長岡城燃ゆ』、『長岡城奪還』、『河井継之助』。共著として『新潟県人物双書』の「河井継之助」「三島億二郎」、『にいがた歴史散歩ながおか編』、『戊辰戦争全史』上巻、『三百藩家臣人名事典』4巻など
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感想・レビュー

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雪町

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北越戦争から、会津・米沢・仙台への敗走、戦後処理までの長岡藩の動きを追った本。杉本鉞子や山本五十六の父親の話が彼らのバックグラウンドを知る上で興味深かった。藩兵や家族の流浪の旅路や、焼け野原になった城下町での生活の困窮ぶりに敗者の悲惨さを感じた。上手に言えたら紙凧をもらえる約束に喜ぶ幼い藩主の御礼口上一つに藩の命運がかかっていたり、資金繰りに東奔西走したりと色々逼迫していて大変。2016/05/25

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