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内容説明
表題作の戯曲のほか、短編の傑作としてつとに名高いモーリツの『七クロイツァー』、恋のもつれが名代の猟銃・元帥をめぐって展開されるモルナールの戯曲『元帥』など、二十世紀ハンガリー文学の中から珠玉の十二編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
3
どの物語も不思議な余韻を残す。昔話を読むと、よく異次元に迷い込んだ気になるが、まさしくそんなある意味哲学的な本だ。2017/12/12
O. M.
1
オペラ「青ひげ公の城」の脚本である標題作品のみ読了。2017/04/24
宵子
1
二十世紀のハンガリー文学を七人の作家の十二作品を集めた短篇集。「父と子」のみが本書で初邦訳らしい。印象に残ったものをいくつか。「石膏の天使」は大量生産の賞品と凡庸さを皮肉ったもの。「死神と医者」は死神が病気で医者にかかるというブラックユーモワ小説。「チョーカイさん」は脳内彼氏(笑)のチョーカイさんが次第に現実味を帯びさせてしまう…というもの。基本的に素朴なものか、暗い印象のものが多い。2012/05/10
順子
0
ハンガリー行きたい。2009/03/15