内容説明
クリスタ・ヴォルフは、神話上の女性を主人公とする物語を構想して、ギリシアを旅する。取材を通じて次第に形づくられるトロイアの王女カッサンドラ像…。そのイメージを具体化する自身の仕事日誌をも実験材料として提示しながら、「女性が書く行為」をさまざまに考察する文学講義。
目次
1 アテネへ―カッサンドラ像再考の旅
2 クレタ島とミケーネ訪問―アイスキュロス悲劇の地へ
3 メーテルンおよびベルリン生活随想
4 「女性が書く行為」の考察―一通の手紙
クリスタ・ヴォルフは、神話上の女性を主人公とする物語を構想して、ギリシアを旅する。取材を通じて次第に形づくられるトロイアの王女カッサンドラ像…。そのイメージを具体化する自身の仕事日誌をも実験材料として提示しながら、「女性が書く行為」をさまざまに考察する文学講義。
1 アテネへ―カッサンドラ像再考の旅
2 クレタ島とミケーネ訪問―アイスキュロス悲劇の地へ
3 メーテルンおよびベルリン生活随想
4 「女性が書く行為」の考察―一通の手紙
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