内容説明
太平洋戦争へ至る決定的な転換点となった二・二六事件から六十年。その真相に迫る。国家主義運動の指導者として、強い信念と先見性をもって国家改造を志しながら、陸軍首脳の謀議により「二・二六事件」の首魁として処刑された悲劇の男、北一輝―。その壮絶な生涯を辿りながら事件との関わりを明らかにし、昭和史の暗部を解明。
目次
北一輝ゆかりの地を訪う―佐渡の旅
二・二六事件の背景
北一輝の転変
動乱の昭和へ
満州事変の前後
皇道派と統制派の対立
北一輝の悲運
軍法会議という罠
感想・レビュー
-
- 和書
- 不思議少女たちの物語