ブルガリア駐在記―外交官の体験と回想

ブルガリア駐在記―外交官の体験と回想

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784770408006
  • NDC分類 302.392
  • Cコード C0031

内容説明

日本ではジャムとヨーグルトで知られたブルガリアは、バルカン半島の中心部を占める農業国である。戦後ソビエトの最も忠実な同盟国として、長期安定政権がつづいていた。しかし一九八九年から東欧全般を襲った改革の嵐は、平和に見えたこの国をも根本的に変えようとしている。著者はまさにこうした激震のさなかに全権大使として駐在し、つぶさに歴史の転換期を目撃した。各層のブルガリア人と気さくに交わり、一緒に喜び、心配し、両国の友好促進になることならと東奔西走する。本書は、多忙な大使の日々を綴った心温まるブルガリア・レポート。

目次

第1部 政変と改革(ブルガリアへの赴任;突然のジフコフ失脚;様変わりした政治;経済の建て直し;新しい外交を模索;期待される経済支援;資本主義は復活するか;意外に多い人物往来;豊かな文化交流へ;日本外交のあり方)
第2部 歴史と文化(知られざる歴史点描;ヨーグルト・ワイン・バラ祭り;音楽・スポーツは花盛り;楽しい都市と観光の穴場)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hik

1
ベルリンの壁崩壊から広がる東欧諸国の共産圏からの離脱。ヨーグルト、新体操、こんなイメージしかない場所も知らない国。 その歴史の激動の真っただ中に特命全権大使として派遣された外交官が見た忠実な政治・文化・人たちの観察記録。 外交官としての仕事、人とのつながり、羨ましいくらいの活躍の場。歴史を忠実に記録しているため面白さにはかけるが、文化交流、スポーツなどの場面では、両国の感動的な人との出会いと絆に感銘を受けた。 2015/01/17

tkm66

0
出張用の資料2003/10/23

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