内容説明
温の美学の構築と能の幽玄化に情熱を燃やした世阿弥は、なぜ流罪となったか。配所の佐渡における最晩年の足どりを考証し実地に調査した新研究。
目次
一座破滅―配流
老耄の船出―「若州」
孤独な能役者―花折峠
一帆の道―「海路」
故郷にても聞きし―「配処」
鳴けや、鳴けや―「時鳥」
憂き世をば―「泉」
藁フデにても―「佐渡状」〔ほか〕
温の美学の構築と能の幽玄化に情熱を燃やした世阿弥は、なぜ流罪となったか。配所の佐渡における最晩年の足どりを考証し実地に調査した新研究。
一座破滅―配流
老耄の船出―「若州」
孤独な能役者―花折峠
一帆の道―「海路」
故郷にても聞きし―「配処」
鳴けや、鳴けや―「時鳥」
憂き世をば―「泉」
藁フデにても―「佐渡状」〔ほか〕