内容説明
大都市の過密と地方の過疎―この高度経済成長が生み落した難問の克服と豊かで潤いのあるふるさとの創出が、今、何よりも望まれている。しかし、限られた財政の中で、いかなる方途が残されているのか?指折りの豪雪地にありながら、雪にくじけぬ町づくりをめざして奮闘する著者が、地方の時代への道を、魂をこめて綴る。
目次
第1章 東京一極集中の構図(東京一極集中がつづいては日本が危ない;工業化社会の進展と人口の移動;全国総合開発計画から三全総まで;ふたたび東京一極集中へ)
第2章 地方の悩み(過疎の悲哀;急速な高齢化の進行;豪雪との闘い)
第3章 地域おこしへの挑戦(地域おこしとは何か;小千谷市の町おこし、村おこし;新潟県の今後の課題)
第4章 新しい地方の時代をひらく(四全総とその問題点;地方分権と地方財政の充実強化―地方の復権;地方再生のための戦略)
第5章 これからの日本について思うこと(信頼関係の確立;太陽の心;弁護士の地盤を捨てて)



