冬の歌碑―松倉米吉の生涯

冬の歌碑―松倉米吉の生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784770406903
  • NDC分類 911.162
  • Cコード C0023

内容説明

石川啄木よりひと世代あとの大正の半ば、東京の本所で職工歌人となって、前人未到の歌境を拓き、惜しまれながらわずか二十三歳で夭折した、『アララギ』の歌人松倉米吉。貧しさとたたかいつつ炎のように燃えつきた生涯は、感動と涙をさそわずにはいられない。歌ひとすじ―。ひたむきに生きる米吉像を克明に描き切った異色の評伝。

目次

序章 糸魚川にて
第1章 一の宮けんか祭り
第2章 かね田屋
第3章 下の大瀬
第4章 義父
第5章 行路詩社
第6章 初恋
第7章 家出
第8章 母
第9章 登美子
第10章 絶唱
終章 浅草西光寺にて
松倉米吉年譜
松倉家系譜

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