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十五少年漂流記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784770041012
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

内容説明

休暇で、楽しい6週間の船旅に出たはずの、8歳から14歳までの15人の少年。だが、彼らが乗った帆船スルギ号は、荒れ狂う嵐のために、2週間ものあいだ、太平洋のまっただ中を吹き流されていく。マストは折れ、帆がちぎれた。それでも、少年たちは舵を握り、大波と戦うのだった。朝、空が白みはじめ、突然、ひとりが叫んだ。「陸地だぞ」。漂着した地は無人島だった。彼らは力を合わせて生き抜かなければならない。島を何度も探検して地名をつけながら、いかだや住まいを作った。釣りや猟をし、リーダーを選び、争いを克服して、みんなで助け合った。だが、ある日、思わぬ出来事が…フランス、イギリスをはじめ、世界各国で愛読されてきた、血湧き肉躍る、冒険小説の傑作。TOEICレベル320点~。

著者等紹介

ベルヌ,ジュール[ベルヌ,ジュール][Verne,Jules]
1828‐1905。フランス西部の港町ナントに生まれる。19世紀後半に作家として活躍。空想科学小説の先駆的な作品といえる優れた冒険小説を数多く残し、SFの父と称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

905

2
『十五少年漂流記』がこんな原題だとは知らなかった。「冒険」という日本語はこの作品の翻訳で初めて使われた造語というぐらい日本人には馴染みのある物語だけど、たぶん初めて読んだと思う。 『ロビンソンクルーソー』や『スイスのロビンソン』と同じように、最初の方は血湧き肉躍る冒険というより、住居を整えたり食料を調達したりと実際的な描写が多くてちょっと疲れる。でも、後半は、やはりその先行2作品と同じように、対決からの無事帰還という流れで一気に読める。2016/07/31

tomatona

1
子供のころ読んだ「十五少年漂流記」を英語で読んでみた。わからない単語はきちんと調べる、というスタンスで読んだので、ものすごく時間がかかった。(しかし楽しかった)しかし、久しぶりに読んでみて… 無人島に漂流したわりに設備や食料など、けっこう充実している様子に、何だか驚いた。「ロビンソン・クルーソー」なんかに比べると、だいぶママゴトめいているなあ。2016/06/04

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