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内容説明
画家が心血を注いで描き上げた肖像画に描かれているのは、美貌のすべての条件を兼ね備えた輝かしい貴公子の姿だった。波打つ金髪、きらめく瞳、快活な表情…。そのモデルであるドリアン・グレイが背徳と非情の生活に浸るようになると、美と若さに溢れていたその肖像画はいつしか変貌をとげていた。奇怪な肖像画を前にして、彼はついにある行動に出るのだった。「永遠の美」と「老醜」を描きながら、善と悪の葛藤について問いかける傑作。
著者等紹介
ワイルド,オスカー[ワイルド,オスカー][Wilde,Oscar]
1854‐1900。イギリスの詩人・劇作家・小説家。アイルランドのダブリン生まれ。オックスフォード大学卒業。芸術至上主義の立場から、唯美主義の作品を書き、名声を博した。社交界の花形だったが、1895年、同性愛が原因で罪に問われ2年の獄中生活を送り、のち不遇のうちにパリで死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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