内容説明
本書は、京都の祇園円山、高台寺隣にある料亭「菊乃井」で実際に出されている懐石料理を紹介するものである。収録されている写真はいずれも、四季折々、一年間にわたってその本店で撮影された。器は、魯山人の逸品から、ベネチアの工房に特注したオリジナルのものまで、すべて同店で使われているものである。各料理に添えられた文章からは、懐石料理の本分と、それに対する村田吉弘氏の進取の気象に富んだ解釈が読み取れる。また巻末には、今まで門外不出だったこれらの料理のレシピが公開されている。
目次
春
夏
秋
冬
出汁について
基本の材料レシピ
四季のレシピ
著者等紹介
村田吉弘［ムラタヨシヒロ］
１９５１年生まれ。京都祇園円山の料亭「菊乃井」三代目主人。京都木屋町に「露庵菊乃井」、東京赤坂にも支店を構える
久間昌史［クママサシ］
１９６１年長崎県壱岐市生まれ。写真家。菅洋志氏に師事後独立し、雑誌、広告で活躍中。日本写真家協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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