内容説明
数十年にわたって中国情報を収集、分析した本書は私たちに衝撃の事実を突きつける。中華大帝国の再現と日本併合を最終目標とする中国の企みの実態、全国民必読の書である。
目次
序章 動き始めた「日本併合」に向けた中国のシナリオ
第1章 知らないうちに格段に進んだ中国の軍事力
第2章 東シナ海資源開発に隠された中国の真意
第3章 中国の「他国侵略」の歴史
第4章 日本は海からの侵略に耐えられるか
第5章 二〇一〇年、日本の運命の行方
著者等紹介
平松茂雄[ヒラマツシゲオ]
1936年、静岡県生まれ。慶応義塾大学大学院政治学専攻博士課程修了。専門は現代中国(軍事・外交)。法学博士。防衛庁防衛研究所研究室長を経て、1987年より杏林大学総合政策学部教授。2005年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bookbossam2013
2
8年前の本だが、著者が予言した通り尖閣諸島への中国公船の不当な侵犯始め南支那海、東支那海等での国際法を無視した行動や宇宙への進出を達成した。問題の淵源は毛沢東が中国共産党を戦略的に先導した目的にある。それは1840年アヘン戦争で敗れた清国が列強に奪われた版図を回復すること、その一点にある。「戦争によって中国を破った後、帝国主義国家は中国の多くの属国と一部の領土を奪い去った。」「すべてわが国が失った領土を取り戻すのが目前の事業です」(毛沢東)属国とは琉球のことだ。習近平“中国の夢”は正に日本併合を意味する。2014/02/15
Riopapa
1
つくづく恐ろしい国だと思う。共産主義国家となり、それまでの歴史とは途切れているのかと思っていたが、覇権主義というDNAは生きているらしい。50年後の世界は一体どうなっているのだろうか。2013/02/12
ゆうき
0
中学の時に読んだ本 おそろしあ?覇権国家
山川
0
今までも日本という国に不安感は持っていたけど、ほんとにこのままでいいのか日本!2009/08/07