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内容説明
アンダルシアで羊飼いをしていた少年サンチャゴは同じ夢を二度も見た。一人の子供にエジプトのピラミッドまで連れて行かれ、そこに宝物が隠されていると告げられる夢を。少年は羊を売り、彼を待つ宝物が眠るピラミッドを目指して、旅に出る。夢をあきらめずに生きていくことの大切さを伝えて、世界中の人々に、勇気と感動を与えてきた名著。
著者等紹介
コエーリョ,パウロ[コエーリョ,パウロ][Coelho,Paulo]
1947年ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。法律学校を中途退学して、世界中を旅したのち、作詞家として成功するが、反政府運動の容疑で逮捕。出獄後はレコード制作に携わったあと、1987年に、スペイン・サンチャゴ巡礼の体験をもとに書いた『星の巡礼』を発表。88年に刊行した『アルケミスト』は、同年、ブラジル国内で20万部を超える大ベストセラーになり、その後、世界中で翻訳され、名声を世界的なものとした
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラテちゃん
23
ロマンチックなお話で随所に素敵な言葉が散りばめられていた。この旅は人生そのものだ。Personal Legendを私も追い求めたい。平易な英語で読みやすい。2015/06/01
Shirley
3
53冊目 何度も読んでしまう。2015/07/26
かな
3
素晴らしい本だと聞いて読んだが、全体に仰々しすぎて私の好みではなかった。生きるとか、夢を追うとか、この本に描かれているほど大げさなことだろうか。手垢のついた日常のふとした一瞬を大切にしたり、きれいなものをきれいと感じられる感性こそが尊いのではないだろうか。未知をを恐れず、それを追い求めて生きることができれば、それは最高に素敵だしかっこいい。しかし、自分に与えられたささやかな運命を受け入れ、その限られた枠の中での役割をいかに果たしきるかということに尊厳を見出す。そんな物語の方に私は惹かれるらしい。2013/05/05
905
2
世界的なベストセラーということは知ってた。「夢をあきらめずに生きていくことの大切さを伝えて、世界中の人々に、勇気と感動を与えてきた名著」ともあるので期待して読んだ。でも、世間で絶賛されてるほどの名作だとは感じなかった。 べつに宗教観に違和感を覚えるわけじゃないし、「ここが感動ポイントだな」というところもわかる。でも、小説として優れてるとは思わないし、宗教的なことを真摯に学びたいなら良い本はほかにたくさんある。せいぜいスピリチュアルへの手軽な入り口って感じかな。2016/05/21
Akihisa Tsuruya
2
とても好きな本なので原語で読もうと思って、英語版で読み直しました。 しかし、パウロコエーリョはブラジル人なので英語も翻訳だと知ったのは読み終わってからでした。2015/01/23