出版社内容情報
騙すか騙されるか、生きるか死ぬか!
英金融業界で「落伍者」の烙印を押された男が、六本木ヒルズで再起をかける。謎めいた投資ファンド、不可思議な自殺・・・ 野望の城でうごめいていたのは偉大なる詐欺師たちだった。 最後に勝利するのは?
──トップ・ストラテジストのピーター・タスカが書き下ろす先見的リアル・ノベル。
【著者まえがきより】
今日の世界では、誰もがそれぞれの内側に小さなホリエモンを持っている。ホリエモンをつくりあげたのは“われわれ”である。その他、資本主義の黎明期にまでさかのぼるすべてのスキャンダルをつくりあげたのは“われわれ”である。人間の性(さが)が変わらないかぎり、同じようなことはこれからもかならず繰りかえされるだろう。それが金融の領域に限定されることを祈ろう。
【著者紹介】
ピーター・タスカ Peter Tasker
1955年イギリス生まれ。1977年オックスフォード大学ベイリオル・カレッジ卒業。ドレスナー・クラインオート・ベンソン証券にて日本株担当ストラテジストとして長く活躍後、アーカス投資顧問株式会社を設立。独特の歴史観と国際的視点に基づく新鮮な分析は高い評価を受け、各界に大きな影響を与えている。1992~1996年、日本経済新聞社調査によるマーケット・アナリスト・ランキング5年連続1位。『Newsweek』『フォーサイト』などに寄稿。著書に『インサイド・ジャパン』『メルトダウン―日米同時崩壊』『日本の時代は終わったか』『二〇世紀の崩壊 日本の再生』『日本は甦るか』『不機嫌な時代』『日本の大チャンス』(いずれも講談社)『カミの震撼する日』(講談社インターナショナル)等がある。
内容説明
日本金融界の暗部をえぐる、超リアル・フィクション。
著者等紹介
タスカ,ピーター[タスカ,ピーター][Tasker,Peter]
1955年イギリス生まれ。1977年オックスフォード大学ベイリオル・カレッジ卒業。ドレスナー・クラインオート・ベンソン証券にて日本株担当ストラテジストとして長く活躍後、アーカス投資顧問株式会社を設立。独特の歴史観と国際的視点に基づく新鮮な分析は高い評価を受け、各界に大きな影響を与えている。1992~1996年、日本経済新聞社調査によるマーケット・アナリスト・ランキング5年連続1位。『Newsweek』『フォーサイト』などに寄稿
田村義進[タムラヨシノブ]
1950年大阪生まれ。金沢大学法文学部中退。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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