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内容説明
世界史から孤立している日本の歴史を、日本人読者にも英語の読者にも接近しやすくしたい、という願いから和英対訳にしました。日本と日本人を説明する材料として最適な1冊。
目次
聖徳太子―「神・仏・儒習合思想」の発案
光源氏―「上品な政治家」の原型
源頼朝―「二重権限構造」の発明
織田信長―「否定された日本史」の英雄
石田三成―「日本型プロジェクト」の創造
徳川家康―「成長志向気質」からの転換
石田梅岩―「勤勉と倹約」の庶民哲学
大久保利通―「官僚制度」の創建
渋沢栄一―「日本的資本主義」の創始
マッカーサー―日本を「理想のアメリカ」にする試行
池田勇人―経済大国の実現
松下幸之助―日本式経営と哲学の創出
著者等紹介
堺屋太一[サカイヤタイチ]
昭和10年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業(1960年)後、通商産業省入省。日本万国博覧会を担当したり、沖縄開発庁に出向中は沖縄海洋博を手掛けた。1962年通産白書では『水平分業論』を展開し、世界的に注目される。1978年に退官。作家として予測小説手法を開発、『油断!』『団塊の世代』『平成30年』などのベストセラーのほか歴史小説『巨いなる企て』『峠の群像』『豊臣秀長』を執筆。また、1985年に出版した経済理論『知価革命』は世界8ヵ国語に訳され、90年代の世界を予言した書として国際的評価を得ている。(財)アジアクラブ理事長、国会等移転審議会委員、政府税制調査会委員などを歴任。1998年7月より2000年12月まで経済企画庁長官を務める。現在、東京大学先端科学技術研究センター客員教授
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